Takeda Digital Ventures(TDV) | 武田薬品
Takeda Digital Ventures
Takeda Digital Ventures(TDV)は、特に有望と見込まれるデジタルを活用して患者さんの治療体験やその成果を向上させるためのソリューションを提供するバーチャル・ファースト・ケア(V1C)企業への投資を行うコーポレート・ベンチャー・キャピタル・グループです。患者さんを第一に考える私たちの価値観:タケダイズムに沿った企業のみを投資の対象としています。
Takeda Digital Venturesについて
TDVは、北米およびヨーロッパを中心としてグローバルに投資を行っています。投資の対象は、既に設立済みの企業から、理想としては初期の事業成長の可能性を示す初期の実績を有する、大きな成長の可能性を秘めた製品をこれから市場に出そうとしている企業までさまざまです。TDVが求めているのは、患者さんに便利でシームレスかつ快適な体験を提供することによって、効率的に価値ある成果をもたらすテクノロジーです。TDVのミッションは、デジタルの力を活用してさまざまな疾患領域で患者さんに的確なソリューションを提供できる企業を創造することです。
経験豊かなTDVのチームは、いくつもの企業を起業の準備段階から育て上げ、成功に導いてきました。世界トップクラスの事業パートナー、デジタルヘルスケアの専門家、臨床試験アドバイザーからなるネットワークに支えられた投資・事業ノウハウによって、成功する企業の構築を支援します。
チームメンバー
Bruce Meadows, MBA, Managing Partner
Laura Pasternak, Chief of Staff
Suzie Yoon, Investment Principal
Kenzie Mucci, Investment Associate
Héctor Röthlisberger, Head Legal
取締役
- Gabriele Ricci, CDTO
- Marcello Agosti, GBDO
- Meredith Fisher, PhD
アドバイザー
Donald Jones, Operating Partner
Pat Basu, MD, MBA
David Cook, MD, MHA, FAHA
Nikhil Jain, MBA, PhD
パートナーシップ
グローバルなバイオ医薬品企業であるタケダのグループ会社としてデジタルヘルスケア企業への投資を担うTDVでは、投資先へ資金投資以上の価値を提供しています。パートナーとなった企業は、タケダのグローバルな専門知識を独占的に利用することができるほか、ポートフォリオに革新をもたらすことを目的として開催されるTDVセミナーにも参加できます。また、TDVがタケダとのパイプ役となり、より緊密な関係の構築と効率的なビジネス開発を支援します。バーチャル/デジタルヘルスケア分野における豊富な経験を生かし、実践的なアプローチによって投資先の企業価値を高めることを目指します。場合によっては、投資先企業の取締役として体制面からの支援提供も行っています。
TDVの投資先パートナー
Amwellは、患者さんと医師をビデオで安全につなぐことによって遠隔医療を実現する企業です。医療機関に対して、医師がオンラインで診療できるようにするための定額制プラットフォームサービスを提供しています。Amwell独自のソフトウェア開発キット、API、システムインテグレーションにより、医療機関の既存のワークフローに患者さんの遠隔診断を組み込むことができます。
詳しくは、Amwellのウェブサイト(英語)をご覧ください。
aptihealthは、メンタルヘルスケアサービスをバーチャルで提供するヘルスケアテクノロジー企業です。aptihealthが開発したプラットフォームにより、ユーザーは迅速に包括的なメンタルヘルス評価を受け、その結果に応じて専門医のオンライン診療を受けることができます。これは、医療従事者と現在急増している急性期の患者さんをマッチングし、早期に治療を開始することにつながっています。
詳しくは、aptihealthのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Aspen RxHealthは、患者さんと薬剤師の関係を一歩進んだものにするために革命的なアプリケーションを開発した企業です。このアプリにより、薬剤師はオンデマンドコミュニティを通じて、患者さん一人一人に合わせたアドバイスと支援を提供することができます。2023年に解消しました。
詳しくは、Aspen RxHealthのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Boulder Careは、薬物乱用障害を持つ人々に長期的な包括的ケアを提供するアプリおよび遠隔医療プログラムです。この遠隔医療プログラムでは、患者さんのプライバシーを守りながら、柔軟に治療スケジュールを組むことができます。患者さんは薬物療法を受けながら、医師、自助グループ、支援グループによるケアや支援を受けることが可能です。
詳しくは、Boulder Careのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Gaido Healthは、人工知能を利用して、高リスク・高コストのがん患者さんにおける急性期後の在宅ケアを可能にする遠隔患者モニタリングプラットフォームを開発した企業です。このプラットフォームはデバイスに依存しないため、患者さんは自分のニーズと要件に適したデバイスを選択することができます。Gaidoは2020年、Biofourmisに売却されました。
詳しくは、Biofourmisのウェブサイト(英語)をご覧ください。
ISHI Healthは、循環器専門医と連携する心不全ケアのバーチャルプログラムです。患者さんがかかりつけの医療チームを継続利用しながら、よりよい患者体験を提供します。便利で親しみやすく、連携可能でコスト効率の良い、卓越したケア実現の一助となります。
詳しくは、ISHI Healthのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Maia Oncologyは、がん患者さんとがんサバイバーのための総合的なオンコロジー・プライマリケアのバーチャルクリニックです。このスタートアップ企業は、がん専門医療とプライマリケアの連携向上を目指しています。遠隔医療や遠隔患者モニタリング技術を活用し、専門チームと共に、バーチャルファーストのアプローチで患者に治療を提供します。
詳しくは、Maia Oncologyのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Oshi Healthは、人を主体としながらデータを最大限に活用するバーチャルファーストの消化器系クリニックです。エビデンスに基づく医療とメンタルヘルスサポートを、利便性の高いケアモデルに沿って提供しています。Oshiのプラットフォームでは、さまざまな側面からケアを提供することにより、複雑な消化器疾患を総合的に管理することが可能です。医療、食事、行動のそれぞれのケアを、患者さんに使いやすいアプリを通じて提供し、物理的なわずらわしさを最小限に抑えることで、ほとんどの患者さんのニーズを満たします。
詳しくは、Oshi Healthのウェブサイト(英語)をご覧ください。
Rheumissionは、関節リウマチ、乾癬性関節炎、および/または強直性脊椎炎の患者に、個別化されたケアへの迅速なアクセスを提供する、バーチャルファーストの統合リウマチ学およびライフスタイル医学診療です。科学的根拠に基づいたプログラムは、自己免疫疾患患者の医師によって開発されました。多分野のケアチームには、トリプル認定リウマチ専門医、ダブル認定ライフスタイル医学医師、自己免疫管理栄養士、自己免疫ヘルスコーチ、博士号を取得した心理学者/セラピスト、ケアコーディネーターが含まれています。また、個人の記録を一か所に集約するアプリも含まれています。
詳しくは、Rheumissionのウェブサイト(英語) をご覧ください。
Tele911は、救急医療に特化したバーチャルケアを提供するヘルスケアテクノロジー企業です。統合的な臨床ワークフローを可能にする技術プラットフォームにより、効率的なトリアージを提供し、適切な治療、適切な環境でのケアを支援します。
詳しくは、Tele911のウェブサイト(英語)をご覧ください。