乾癬とともに生きる:逆境に負けないしなやかな強さ | 武田薬品
乾癬とともに生きる:逆境に負けないしなやかな強さ
本記事は、実際の患者さんの体験談を紹介しています。特定の患者さんの体験を紹介したものであり、典型的な患者さんの体験を紹介するものではありません。気になる症状や医学的な懸念がある場合、また、適切な診断と治療を受けるためには適切な医療機関を受診ください。
乾癬と乾癬性関節炎と診断されてから、キャスリーンさんは長い道のりを歩いてきました。
「12歳のときに乾癬性関節炎の症状が出始めたことで、私は積極的に活動することができなくなりました。学校へ行けるかどうかも自信がなくなり、学校へ行かなくなりました」と、キャスリーンさんは振り返ります。
シミーさんも乾癬により同じような孤独を経験し、自分の肌を人に見せないよう、何年も試行錯誤してきました。しかしあるとき、病気について自分を責めていることに気がついたのです。シミーさんは、自身をこの心理的負担から解放すると、「私はなぜ隠しているの? なぜ他の人たちの力になろうとしないの? 私が誰かの力になれば、私のように口をつぐんで苦しまなくて済むのに」と考えるようになりました。
現在、二人は乾癬患者さんの支援活動を行っています。また他の患者さんと同様、「listen and learn」(聞いて学ぶ)というタケダの取り組みにも協力しています。私たちは、診断から症状の管理まで、炎症性疾患の患者さんが持つアンメットニーズに対応しようとしています。こうした患者さんを中心とする行動は、人々の暮らしを豊かにしようとするタケダが長い間受け継いできた価値観の核となる部分です。
乾癬と乾癬性関節炎の関連性や、この疾患の他の側面について理解を深めようと努力している研究者がいること。それが希望になっているとキャスリーンさんは言います。
「乾癬研究のために、優れた頭脳と時間を費やしてくれる人が世界中にたくさんいます。それは、とても大きな意味があると思います」と、キャスリーンさんは言います。