2021年4月1日付 当社ジャパン ファーマ ビジネス ユニット プレジデントの異動について
2021年4月1日付 当社ジャパン ファーマ ビジネス ユニット プレジデントの異動について
- 古田未来乃がジャパン ファーマ ビジネス ユニットの次期プレジデントに、岩﨑真人は取締役に留任
当社は、このたび、現コーポレート ストラテジー オフィサーおよびチーフ オブ スタッフである古田未来乃を2021年4月1日付でジャパン ファーマ ビジネス ユニット(JPBU)プレジデントに任命する人事を決定しましたのでお知らせします。1985年に当社に入社した岩﨑真人は、2021年3月31日付で現職を退任しますが、引き続き当社の日本を管掌する取締役として留任します。
当社代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「古田氏は、当社において10年以上にわたり国や文化の垣根を越えて様々な役割を担ってきました。彼のリーダーシップとビジネスにおける洞察力により、JPBUが新たな機会を得て成長を遂げていくことを確信しています。彼が世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献するという当社の企業理念を実現していく姿を、これからも楽しみにしています」と述べています。
古田は2010年に当社に入社し、日本、スイス、メキシコ、スウェーデンなど複数の国で、当社の経営戦略、事業開発ならびに事業管理を幅広く担当してきました。また、様々なプロジェクトをリードし、オンコロジー(がん)、糖尿病、循環器・代謝性疾患領域における販売組織の最適化や新製品上市にも携わりました。当社に入社する以前は、米国の投資管理会社と日本の金融機関で投資および銀行業務に従事していました。
当社コーポレート ストラテジー オフィサーでチーフ オブ スタッフの古田未来乃は、「当社がグローバルで変革を続けていく中で、JPBUを率いて次のステップに進む機会を得られたことを大変光栄に思います。当社は今年、創業240周年を迎えます。現在の世界的なCOVID-19のパンデミックのような新たな公衆衛生の脅威に直面し、また、当社が日本および世界に貢献できると考えている疾患領域で治療法が未だ不十分な疾患における患者さんのニーズがますます高まる中で、私たちの存在意義はこれまで以上に重要なものとなっています」と述べています。
当社JPBUプレジデントの岩﨑真人は、「当社でJPBUを率いる機会を得、また数十年にわたりこの素晴らしい会社の一員として務めを果たしてこられたことを誇りに思います。私と一緒に、たゆまぬ努力で献身的に業務に取り組んでくれたJPBUの皆さんに心から感謝しています。古田氏は、過去数年間にわたり、当社事業にとって、また私にとっても重要な役割を担う存在でした。彼の戦略フォーカスとその実現に向けた推進力は、変革を続けるJPBUにとって不可欠なものとなるでしょう」と述べています。
クリストフ・ウェバーはさらに、「当社に多大な貢献をし、重要なリーダーシップを発揮してくれた岩﨑氏に感謝しています。彼は、当社がグローバルなバイオ医薬品企業に変革を遂げるにあたり、極めて重要な役割を果たしました。今後も取締役会のメンバーであり続けてくれることを嬉しく思うとともに、新たな役職においても大きく貢献いただけることを期待しています」と述べています。
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
以上