アイクルシグ®(一般名:ポナチニブ塩酸塩)の慢性期の慢性骨髄性白血病(CML)に対する治療に関する臨床試験データを発表

アイクルシグ®(一般名:ポナチニブ塩酸塩)の慢性期の慢性骨髄性白血病(CML)に対する治療に関する臨床試験データを発表


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2020年6月1日

- 米国臨床腫瘍学会(ASCO)および欧州血液学会(EHA)年次総会において臨床第2相試験OPTICの中間解析をオーラルプレゼンテーションで発表
- アイクルシグの奏効に基づく投与量調整レジメンが抵抗性/不耐性の慢性期の慢性骨髄性白血病(CML)患者におけるベネフィット・リスクプロファイルを最適化することを本知見が示唆
- CMLおよびフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)を対象とした臨床第2相試験PACEの独立審査の判定データは、ASCOおよびEHAでのポスター発表としても注目されるもの

当社は、このたび、バーチャルで開催される第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会および第25回欧州血液学会(EHA)年次総会のオーラルセッションにおいて、臨床第2相試験OPTIC(Optimizing Ponatinib Treatment In CML)の中間解析データを発表することをお知らせします。OPTIC試験は、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)による前治療へ抵抗性または不耐性を示す慢性期の慢性骨髄性白血病(CP-CML)患者に対する、有効性および安全性を最適化することを目的として、アイクルシグ®(ポナチニブ塩酸塩)の3つの投与開始用量(45mg~、30mg~あるいは15mg~)における奏効に基づく投与量調整レジメンをプロスペクティブに評価する、進行中の無作為化非盲検試験です。

中央値で約21ヵ月の追跡期間において、OPTIC試験の中間解析データから、CP-CML患者に対し1日45mgから投与を開始し、BCR-ABL1IS≦1%を達成した時点で15mgに減量することにより、アイクルシグのベネフィット・リスクプロファイルが最適になることが示されました。この投与レジメンでは、動脈閉塞イベント(AOE)の発現率は5.3%でした。

詳細については、グローバルサイトから英文プレスリリースをご覧下さい。

以上