グローバルCSRプログラム2023:ナイロビ大学 | 武田薬品

屋外の庭に座って、一緒にプロジェクトに取り組んでいる人々のグループ。

若い女性たちと少女が保健特化型の機械学習訓練を有効活用

データサイエンスのジェンダーの偏りを減らし、女性の地域社会での健康改善のインパクトを高める支援として、少女や若い女性向けに保健に特化した機械学習訓練を創設

University of Nairobi

プログラムの概要


パートナー: ナイロビ大学

予算: 7億9300万円

対象期間: 5年

立ち上げ: 2023年

対象地域: ケニア

詳しくは、ナイロビ大学のウェブサイト(英語)Go to https://www.uonbi.ac.ke/をご覧ください。

多くの低所得国や中所得国において保健データの可用性が高まっている中、機械学習が公衆衛生に大きく貢献する機会が増えています。しかしながら、世界規模で見た場合、人工知能の専門家における女性の割合はわずか22%にすぎず、データサイエンスモデルの開発は圧倒的に男性に偏っています。この状況は、明示的にも暗示的にも機械学習のアルゴリズムに偏りを生じさせており、これらの偏りがデータの解釈方法にも形となって現われています。ENGAGE(ENabling Girls in AI and Growing Expertise)というこの先駆的なプロジェクトは、データサイエンスにおいて生まれる偏りを減らすとともに、女性が地域社会の健康改善のための影響力を高めるために、少女や若年女性向けの保健に特化した機械学習プログラムを創設しようというものです。このプログラムは、ケニアにおける10代の少女や若い女性向けにデータサイエンスの研修を実施するだけでなく、自分たちの健康に関する保健政策や意思決定の策定に影響を及ぼすコードを書く力とキャリア指導を提供します。

一緒に歩く三人

写真提供者:ナイロビ大学

学生と話す 2 人の学者

写真提供者:ナイロビ大学

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バナー画像提供者:ナイロビ大学