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タケダの240年以上の歴史に誇りを持ち、
サイエンスの発展に貢献したい

挫折経験こそが私の原動力。挑戦心を大切に

イタリア人の父と日本人の母をルーツに持つ私は、幼少期から海外で生活し、高校生の頃はプロチームのトライアウトにも参加するほど、サッカーに没頭していました。いくつかのチームから良いフィードバックを得たものの、最終的にはその過程で挫折を味わい、プロの道を断念しました。サッカーという自分の得意分野で一度つらい挫折を経験したからこそ、反対に、苦手分野や未知への挑戦に対しては何も失敗を恐れることがなくなりました。この経験は今も、未知の領域に挑戦する際に私に勇気を与え、逆境の中で自身の成長を促す原動力となっています。

就職活動の際に、タケダがグローバル化を目指す日本企業として挑戦し続けていることを知り、挑戦心を大切にしていた自分にとって、まさにチャレンジし甲斐のある会社だと感じ入社しました


Growth mindset(成長への意欲)を持った人が挑戦できる組織風土でキャリアを実現

私は、2010年に新卒でタケダに入社してから、これまで、MRや事業開発などを含む幅広い業務に従事し、9つのポジションを経験しました。また、海外2ヵ国での駐在経験や、子会社への出向など、文化背景の異なる環境でもキャリアを積むことができました。


最も印象に残る仕事は、入社10年目に担当した企業統合に関わる業務です。タケダから子会社に出向し、タケダとは異なる文化を持つ他の製薬会社を、互いの価値観を大切にしながら一つに統合していくという業務を経験しました。単純に二つの会社を一つにするのではなく、お互いの会社の利点や特徴を維持しつつ、事業活動を可視化し、それぞれの活動が最終的な付加価値にどのように貢献しているのか全体を俯瞰しながら統合を進めました。非常に難易度の高い仕事でしたが、自身のキャリアの中で、最も刺激的で学びの多い経験でした。年齢や経験値に関係なく、成長への意欲を持つ従業員に対して、このような大きな仕事に挑戦させてくれるタケダに魅力を感じています。



多様性の価値を最大化し、メンバーと自身が成長できる組織へ。リーダーとしての挑戦

現在、私は日本オンコロジー事業部において、マーケティング部を統括しています。マーケティング部は、タケダの製品を必要とする患者さんに確実に薬剤を届けることができるよう、市場調査や、製品の適正使用推進に向けたブランド戦略の立案などを担う部門です。がんの治療薬も日々進歩し、分子標的薬や細胞療法など新しい治療モダリティが出てきている中で、私たちの活動も更新し続ける必要があります。また、近年、急速なデジタル技術の進展により、医療関係者や患者さんが情報収集のために使うチャネルも多様化しているため、データ&デジタルをうまく活用した将来の基盤構築の強化にも取り組んでいく必要があります。このように、過去のビジネスモデルが通用しづらくなる環境においては、状況の変化に応じ素早く対応できるアジリティ(機動性)の高い組織を実現することが重要です。私は、アジリティの高い組織を実現するためには、一人ひとりが高い成長への意欲を持ち、学び続けること、そして学びの中で多様性の価値を最大化することが鍵になると感じています。

タケダには様々な経歴やスキルを持った方々が所属し、またグローバル組織の一員として、日ごろ、異なる国籍、文化を背景に持つ海外の同僚ともコミュニケーションを取る機会があります。性別、年齢、国籍といった目に見える多様性だけでなく、個々の従業員が異なる意見に耳を傾けることを大切にする、思考の多様性に富んだ組織を目指しています。私自身も、リーダーとして自分と異なる背景や意見を持つ人材を積極的に巻き込み、ともに働く仲間から学ぶことを大切にしています。


サイエンスの発展への貢献を目指して

タケダは1781年に創業し、240年以上の歴史と伝統がありますが、創業以来、患者さんを第一に考える、誠実を中心とした価値観が組織の中に根付いています。これもタケダの魅力の一つで、この価値観に基づき、「世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献する」という高い存在意義の実現に向けて、日々業務に取り組んでいます。がんと闘う患者さんに、適切なタイミングで確実に治療選択肢をお届けし、製品・ポートフォリオの価値を最大化することで、次の革新的な薬剤の創出に繋げ、サイエンスの発展に貢献することが私の目標です。環境変化の中でも新しい挑戦を受け入れ、革新的な医薬品の創出とサイエンスの発展を目指して、ともにチャレンジしてくれる方をお待ちしています。


♯プロフィール

リグオリ ユウジ

日本オンコロジー事業部 マーケティング部長

2010年10月に新卒でタケダに入社し、当時の製品戦略部を経て、MRとして都内大学病院を担当。その後、事業開発部門でがん領域のパイプライン強化に尽力。2017年には欧州への異動を経て、欧州・カナダのオンコロジー事業部におけるチーフオブスタッフ、欧州・カナダ事業部における旧シャイアー社との統合業務を担当後、ノルウェーのオンコロジー事業部ヘッドを経験。2021年には、旧日本製薬社との統合業務を牽引。その後、日本の消化器疾患事業部のマーケティング部ヘッドを経て、現在は日本オンコロジー事業部にてマーケティング部長を担う。