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未経験から成長できる環境で、無菌製剤を支える誇り


原田 大輔
グローバル マニュファクチャリング&サプライ ジャパン 光工場 ステライルマニュファクチャリング部 バイアル製剤グループ ファンクションリーダー
Function Leader, Sterile Vial Filling, Sterile Manufacturing, Hikari Plant, Global Manufacturing & Supply Japan

 

経験のない製薬の世界に、中途採用で挑戦

「医療の近くで仕事がしたい」。大学で福祉を学び、卒業後も福祉関係の仕事に就いていた私がタケダに入社したのは、そんな想いからでした。中途採用で未経験。タケダでなにができるのか、製薬はプロフェッショナルにしかできない仕事なのではないかといった不安はもちろんありました。しかし、わが家は祖父と父が光工場に勤め、母と姉が看護師と、常に医療が身近な存在としてあり、自分も医療に関わりたいという気持ちの方が強かった。そこで思い切って製薬の世界に飛び込むことに。親子三代がタケダの光工場でつながっているというのもおもしろい縁です。

 

無菌を想像し、意識して行動することが重要

入社後は、無菌製剤の部門に配属されました。印象に残っているのが「自分たちの仕事は、難しいことや特別なことをするわけじゃない。作業は覚えればできる。大切なのは無菌製剤を取り扱う者として、無菌を意識して行動することだよ」という先輩からの言葉です。実際、無菌室での作業は大変な集中力を要しますが、作業そのものは複雑ではなく、シンプルにできるよう考えられています。また、“無菌を意識する”とは、過剰に触らない、製品の近くには近寄らない、扉をゆっくり開閉するなど、普段やらない所作を意識することです。菌は目に見えないからこそ、どこまで無菌に対して想像力を働かせ、意識して行動できるかを心掛けて仕事を進めています。

 

スキルを高め、成長を後押ししてくれる環境が魅力

これまでのキャリアとしては、無菌製剤を10年ほど担当し、現在は別の無菌製剤の充填工程のファンクションリーダーをしています。2つのグローバルな主要製品を手掛けられたことは、自分の強みであり、高いモチベーションにもなっています。光工場で働く中で感じるのは、中途入社でも、経験がなくてもチャンスを与えてくれること、成長できる環境が整っていること。全くの専門外から入社した私が今ではリーダーを任され、査察対応などもしていることが良い例でしょう。その意味でキャリアと経験を積み、自分を高められるとても良い職場だと思います。