当社は、このたび、当社の関連会社である武田テバファーマ株式会社(以下、「武田テバファーマ」)の発行済み株式のうち、当社が保有する49%全ての株式を、テバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッド(以下、「テバ社」)が武田テバファーマの発行済み株式全てを株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズが運営管理を行うファンドにより設立された株式会社ジェイ・ケイ・アイへ譲渡する予定となったことに伴い、テバ社に譲渡いたしますので、お知らせします。
武田テバファーマは、当社とテバ社が共同出資して2016年に設立した、主にジェネリック医薬品や特許期間の満了した医薬品のビジネスを展開する合弁会社です。
テバ社は、必要な規制当局の承認を含む通常の手続きの完了を前提に、2025年4月1日までに本株式譲渡を完了する見込みとしています。本株式譲渡の完了に伴い、武田テバファーマは当社の関連会社から除外されることになります。なお、武田テバファーマおよびその100%子会社である武田テバ薬品株式会社の製品で、現在当社が流通を担っている製品については、引き続き当社の流通を介してお届けしてまいります。
記
1. 株式譲渡の理由
当社は、革新的な医薬品の創出を通じて、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(精神神経疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
日本における医療用医薬品ビジネスの環境変化を踏まえ、当社およびテバ社の将来にわたる持続的成長を見据えた事業戦略を慎重に検討した結果、このたびの決定に至りました。
2. 関連会社の概要
(1) 名称 | 武田テバファーマ株式会社 |
(2) 所在地 | 名古屋市中村区太閤一丁目24番11号 |
(3) 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長兼CEO 豊原 善弘 |
(4) 事業内容 | 医薬品の開発・製造・販売 |
(5) 資本金 | 100百万円 |
(6) 設立年月日 |
2012年4月1日 テバ製薬株式会社設立 2016年4月1日 テバ製薬株式会社の連結子会社である大正薬品工業株式会社が武田薬品より国内における長期収載品事業を継承し、会社名称を「武田テバ薬品株式会社」に変更 2016年10月1日 武田テバ薬品株式会社の親会社であるテバ製薬株式会社が、「武田テバファーマ株式会社」に社名改称 |
(7) 大株主及び持株比率 | テバ・ホールディングス合同会社: 51% 武田薬品工業株式会社: 49% |
3. 本株式譲渡で異動する株式数並びに異動前後の所有株式の状況
(1) 異動前の所有株式数 | 637株 (議決権所有割合:49.0%) |
(2) 本株式譲渡で異動する株式数 | 637株 (議決権所有割合:49.0%) |
(3) 異動後の所有株式数 | 0株 (議決権所有割合:0.0%) |
4. 日程
本株式譲渡完了日: 2025年4月1日まで(予定)
5. 今後の見通し
本株式譲渡が実行される場合、当社の2025年3月期(2024年度)通期の連結業績予想における損益計算書に対する影響は軽微です。
また、本株式譲渡の完了に係る調整を行い最終確定しますが、現時点では譲渡価額および受取配当金として約550億円を受領する見込みです。
以上
英語版プレスリリースはこちら
Please find the English press release from here
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
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