当社は、2024年6月8日、武田國男元当社代表取締役社長CEOが逝去しましたことをお知らせします。
武田國男氏は、1962年の入社以降、長く国際部門で経験を積み、米国アボット・ラボラトリーズとの合弁会社であるTAPファーマシューティカル・プロダクツのエグゼクティブ・バイスプレジデントとして当社の米国事業を大きく成長させ、グローバル事業展開における確固たる礎を築かれました。1993年の社長CEO就任以降、コア事業として医薬品事業に経営資源を集中するなど事業構造の改革を推進し、2001年度の連結決算では国内製薬企業初となる売上高1兆円を達成して現在のタケダにつながる成長軌道を実現しました。
当社代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「武田國男氏は、その優れた決断力と類まれなリーダーシップでタケダの国際化の推進と医薬品事業への集中に尽力されました。ご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご友人、そして親交のあったすべての皆様に、心より哀悼の意を表します。國男氏の旅立ちをとても寂しく思う一方、國男氏が遺した偉大な功績は、これからも永く皆様の心に留まるものと確信しています」と述べています。
なお、通夜、葬儀ともに、家族葬にてすでに執り行われております。また、故人の遺志により、弔問、供花、香典等のお心遣いは今後もすべて辞退されており、お別れの会等の実施予定もございません。
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武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。