当社は、当社製品を使用する患者さんに対して提供している患者サポートプログラム「TOMO®」のサービスの一環として、「デジタル廃棄ボックス」の提供を遺伝性血管性浮腫の急性発作抑制剤「タクザイロ®皮下注300mgシリンジ」使用中の患者さんに対して2023年6月1日より本格的に開始したことをお知らせします。「デジタル廃棄ボックス」は、血友病A治療剤「アドベイト®静注用キット」・「アディノベイト®静注用キット」、短腸症候群治療剤「レベスティブ®皮下注用3.8mg・0.95mg」を使用中の患者さんにもパイロット運用中で、今後本格展開を検討します。
【デジタル廃棄ボックス全体写真】
「デジタル廃棄ボックス」は、投与後、薬剤のシリンジや針をまとめて廃棄できるボックスで、注射を打ち忘れてしまうことが無いように、アラート、レポート、サポートの3つのサービスを提供しています。
投与当日の「デジタル廃棄ボックス」使用手順は以下の通りです。
「TOMO」は、2023年6月現在、血友病A治療剤「アドベイト®静注用キット」・「アディノベイト®静注用キット」、遺伝性血管性浮腫治療剤「フィラジル®皮下注30mgシリンジ」、遺伝性血管性浮腫の急性発作抑制剤「タクザイロ®皮下注300mgシリンジ」、ファブリ―病治療剤「リプレガル®点滴静注用3.5㎎」、短腸症候群治療剤「レベスティブ®皮下注用3.8mg・0.95mg」、潰瘍性大腸炎治療剤「エンタイビオ®点滴静注用300mg」、ゴーシェ病治療薬剤ビプリブ®点滴静注用400単位」(パイロット運用)、静注用人免疫グロブリン製剤「献血グロベニン®-I静注用500mg・2500mg・5000mg」(パイロット運用)を使用している患者さんに提供されています。
【「TOMO」サポート例】
【TOMOイメージ図】
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、オンコロジー(がん)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、 https://www.takeda.com/jp/ をご覧ください。
本リリースに記載されている医薬品、医療機器の情報は、武田薬品の経営情報の開示を目的とするものであり、それぞれが開発中のものを含むいかなる医薬品、医療機器の宣伝、広告を目的とするものではありません。
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