-国内ビジネス部門(JPBU/JOBU)において、25年度までに社用車をすべてEV/HV化
-デジタル資材の活用を促進し、医療関係者向け情報活動紙資材を、25年までに80%削減を目指す
当社は、持続可能な事業戦略を維持していくことで、「世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献する」という存在意義(パーパス)を掲げています。従業員は存在意義の実現に向けて、すべての患者さん、ともに働く仲間、いのちを育む地球のために取り組み、株主や社会に持続的な価値を提供しています。
このたび、国内ビジネス部門(ジャパンファーマビジネスユニット、(以下、「JPBU」)および日本オンコロジー事業部、(以下、「JOBU」))において、すべての患者さんに貢献するために、新たな気候変動への取り組みを開始しましたのでお知らせします。
気候変動は年々目に見える形になっており、その影響により、直接的な死亡率上昇や熱中症の増加のみならず、マラリアやデング熱といった感染症のリスクも増加することが知られています。そのため、気候変動は21世紀最大の公衆衛生の脅威であると言われています。地球温暖化が進む中では疾病の感染管理が重要となり、さらに十分な医療資源がない地域においては感染管理が容易ではなく、多大な影響を及ぼします。その結果、適切な感染管理が可能な地域との健康格差を拡大させることにつながると考えられています。
この世界的脅威に立ち向かうべく当社は環境問題への取り組みをビジネス上の優先課題として取り組んでおり、国内ビジネス部門においても新たな挑戦を始めることとしました。この度の挑戦は、大きく2つの取り組みで進められます。一つ目は、MR(医薬情報担当者)が使用している社用車に関して、エコドライブを推進するとともに、寒冷地での適合性なども配慮しながら、EV(Electric Vehicle)およびHV(Hybrid Vehicle)導入を進め、25年度までにEV/HV車100%を目指し順次乗り換えていきます。二つ目は、MRの情報活動資材のデジタル化を更に進める事で、医療関係者に対して、最新の情報を提供してまいります。また、国内ビジネス部門で使用されている医療関係者向けの情報活動紙資材を、25年度末までに21年度比で80%削減を目指します。さらに、患者さん指導箋についてもデジタル化の検討を進めています。また、社内資料においては原則、すべてデジタル資材を活用します。
これらの取り組みによって、21年度においてそれぞれ年間2,800tおよび2,370t排出しているCO2を、25年度までに合計56%削減できる見込みです。
今回の取り組みの概要についてはこちらをご確認下さい。
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)
は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、オンコロジー(がん)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、
https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
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