毎年4月17日は国際的な患者団体である「世界血友病連盟」(World Federation of Hemophilia:WFH)が制定した、「世界血友病デー」です。当社は、このたび、世界血友病デーの趣旨に賛同し、3つの取り組みを実施することをお知らせします。
血友病領域におけるリーディングカンパニーとして、グローバルおよび日本において、血友病やその他の血液疾患への理解促進を目指し、さまざまな活動を継続的に展開しています。
<世界血友病デーについて>
1989年に、血友病およびその他の血液疾患についての啓発を行い、治療向上への取り組みを強化することを目的にはじまった活動です。2023年の世界血友病デーのテーマは「Access for All: Prevention of bleeds as the global standard of care」です。詳しくは世界血友病デーウェブサイトhttps://wfh.org/world-hemophilia-day/をご参照ください。
<血友病について>
血友病は生涯にわたる先天的な出血性疾患です。血友病の患者さんは、出血を抑制するために血中に自然に分泌されるタンパク質である血液凝固因子を十分に保有していないため、健常人よりも止血するまでに時間がかかります。1血友病は男性約1万人に1人の発症頻度であり2、日本には、約7,000人の血友病患者さんがいるとされています。3
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。