当社は、9月22日、経口プロテアソーム阻害薬「ニンラーロ®カプセル2.3mg/3mg/4mg」(一般名:イキサゾミブクエン酸エステル、以下「ニンラーロ」)の剤形追加として、厚生労働省に対し「ニンラーロ®カプセル0.5mg」の製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。
当社は多発性骨髄腫患者さんの維持療法における、より適切な用量調節の実現を目指し、ニンラーロの低用量製剤による新たな治療選択肢(1.5mg用量(0.5mg/カプセル×3))を患者さんに提供すべく、このたびの製造販売承認申請を行いました。
ニンラーロは、「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の効能効果で、2017年3月に厚生労働省より製造販売承認を取得し、2017年5月24日から発売しています。また、2020年3月に多発性骨髄腫における自家造血幹細胞移植後の維持療法、2021年5月には幹細胞移植歴のない多発性骨髄腫に対する初回治療後の維持療法の適応追加に係る製造販売承認事項一部変更承認を取得しています。
当社は、引き続き、患者さんと医療関係者の皆さんの医療ニーズにお応えし、多発性骨髄腫治療に一層貢献できるよう努めてまいります。
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)
は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
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