2月最終日は、「世界希少・難治性疾患の日」(Rare Disease Day、以下「RDD」)です。当社は、日本各地でRDD日本開催事務局により公認開催される「Rare Disease Day in Japan 2022」(以下「RDD Japan 2022」)のさまざまなイベントに協賛することをお知らせします。RDDは希少疾患患者さんの生活の質の向上を目的として設立され、日本においては2010年から開催され、全国各地でさまざまなイベントが実施されています。希少疾患は、疾患1つひとつの患者数は少ないですが、患者数は世界全体で3億人以上※と推定されており、約6,000 種類※の希少疾患が存在します。当社は希少・難治性疾患の認知度向上と理解の促進になることを期待し、2014年より継続的にRDDに協賛しています。
また、一昨年、昨年に引き続き、2月6日(日)にRDD日本開催事務局とシンポジウムを共催します。本年のテーマは「希少疾患当事者にとってインクルーシブな社会を目指して」です。テーマに沿い、さまざまな立場の方々よりご講演いただき、ご講演後はパネルディスカッションを実施します。
<登壇予定者>
塩瀬 隆之 先生(京都大学総合博物館 准教授)
小澤 綾子 様(車イスチャレンジユニットBeyondGirls 代表)
結城 明姫 様(株式会社オリィ研究所 共同創設者 COO)
さらに、2月26日(土)には当社のジャパンメディカルオフィス主催で、武田薬品希少疾患領域患者ケア・アカデミー(Academy of Integrated Patient Care for Rare Diseases、以下「AIPC-RD」)を開催します。AIPC-RDは、さまざまな希少疾患の患者さん、医療関係者、介護者の皆さんが集まり、患者さんのQOLを向上させる最善の医療的解決策をお届けすることを目的としています。
※European Journal of Human Genetics (2020) 28:165–173
RDDは2008年にスウェーデンで始まった活動です。現在は述べ100カ国でRDDが開催されており、日本では2010年の東京開催を皮切りにして毎年着実に開催地域が増えています。RDD Japan 2022のテーマは「声はとどくよ、どこからも - Finding, Learning, Sharing RARE community」です。詳しくはRDD Japan 2022ウェブサイト(https://rddjapan.info/2022)をご参照ください。
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
本リリースに記載されている医薬品、医療機器の情報は、武田薬品の経営情報の開示を目的とするものであり、それぞれが開発中のものを含むいかなる医薬品、医療機器の宣伝、広告を目的とするものではありません。
以上