当社は、このたび、さまざまな事情を背景に、社会や人間関係、将来などに対する無力感や周囲からの理解が得られない孤立感といった生きづらさを抱える女性とその子どもの健康を支援する「タケダ・女性のライフサポート 助成プログラム」(以下「本プログラム」)の公募を開始しましたのでお知らせいたします。
本プログラムは、助けを求めにくい境遇におかれ、生きづらさを抱える女性を守り、女性とその子どもたちが安心して健康的な生活を取り戻すことを目的とし、当社の寄付をもとに、認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター(以下「日本NPOセンター」)が助成先となる団体の選考・決定等の本プログラム運営を行います。助成対象は、日常的かつ継続的に生きづらさを抱える女性とその子どもへのパーソナル支援を行う団体のプロジェクトとし、日本NPOセンターが1年ごとに助成対象団体の評価・見直を実施して決定します。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、非正規労働者の失業、在宅時間が長くなることによる配偶者などからのドメスティックバイオレンス(DV)による被害、そして自殺など、居場所を失い、社会的に良好とはいえない環境におかれている人々、特に女性が増加するなど、これまで表面化していなかった社会課題が浮き彫りとなりました。これらの課題は、複雑・多様化、かつ複合的なものであり、その解決には時間がかかりますが、本プログラムによる成果が各地で同様の活動に取り組む団体にも共有され、モデルとして全国に広がることによって、生きづらさを抱える女性とその子どもたちが健やかな日々を送ることを期待しています。
当社は、良き企業市民として、今後もNPO等への活動支援を通じ、より良い社会づくりに向けた取組みを行ってまいります。
NPO全体の発展を願い1996年11月22日に幅広い関係者の協力によって設立され、1999年6月1日に特定非営利活動法人となりました。民間非営利セクターに関するインフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)として、NPOの社会的基盤の強化を図り、市民社会づくりの共同責任者としての企業や行政との新しいパートナーシップの確立をめざして活動しています。詳しくは公式ウェブサイトをご参照ください。https://www.jnpoc.ne.jp/
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
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