患者さんやご家族は、日々疾患や治療、日常生活に対し、悩みや不安、困難を感じておられます。特に希少疾患の場合、周囲の理解が不十分な為に偏見に悩むこともあります。そうした患者さんの負担を少しでも軽くするお手伝いをすることが「TOMOTM」を提供する目的です。
「TOMOTM」は、専任のケースマネージャー(有看護師資格者)が、当社製品を使用している患者さんが安心して治療を続けたり、自分らしい毎日を送るために必要な支援を電話やWEB面談ツールにより、提供するプログラムです。例えば、効能・効果・副作用など薬剤情報の提供、自己注射にかかわる支援、社会保障制度の紹介、治療補助物品の提供など、ひとりひとりの患者さんとご家族のニーズに合わせて個別化されたサポートを提供します。なお、本プログラムは無償で提供し、提供にあたっては医療機関での治療方針を尊重し、医療行為は行いません。開始当初の対象製品は、血友病A治療薬「アドベイト®静注用キット」・「アディノベイト®静注用キット」と遺伝性血管性浮腫治療薬「フィラジル®」ですが、今後順次拡大を検討しています。
「TOMOTM」には、大切な「友」のような存在でありたい、「明日(TOMORROW)」も、その先の日々も患者さんと「共」にありたい、との思いが込められています。当社は、「TOMOTM」が、患者さんとご家族が安心して日々を過ごしながら、望ましい健康状態を目指すことにお役に立てることを願っています。
<患者サポートプログラム イメージ図>
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
<注意事項>
本文書に記載されている医薬品情報は、当社の経営情報の開示を目的とするものであり、開発中のものを含むいかなる医薬品の宣伝、広告を目的とするものではありません。
以上