当社は、このたび、がん患者さんやそのご家族、介護者の皆さまを対象に、がん治療を受ける際に必要となる情報を包括的にお届けするための情報ポータルサイト、Cancer Pedia(キャンサーペディア、以下「本サイト」)(https://www.cancer-pedia.com/)を公開しましたのでお知らせします。
近年、インターネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発展とともに、がん患者さんを取り巻く情報は増加傾向にあります。一方で、がん患者さんが信頼性の低い情報にアクセスしてしまうリスクも高まっています。
当社は、がん患者さんに信頼性の高い情報を提供することにより、がんの疾患情報および治療法、また治療の過程で生じる問題への対処法に関して理解を高め、前向きに治療と向き合っていただけるよう、がん患者さんをサポートする目的で本サイトを製作しました。
患者さんが積極的に、そして納得して治療を受けるために、近年、欧米での流れを受けて、医療関係者と患者さんが必要な情報を相互に共有し、協働して治療方針を決定するという「シェアードディシジョンメイキング(協働意思決定)」の考え方が日本国内でも広まりつつあります。本サイトでは、患者さんが、医療関係者との相互理解のもと、治療の選択に役立つ情報を今後充実させてまいります。
当社の日本オンコロジー事業部長 堀井貴史は、「医療情報を取り巻く環境が大きく変化する中、 患者さんが、最良の治療を選んでいただくために必要な情報へアクセスできるようになることは非常に重要なことだと考えています。本サイトが、がん治療を始める患者さんやそのご家族の皆さまにとって、必要となる情報を収集される際の一助となることを願っています。武田薬品では、引き続き、患者さん中心という理念のもと、革新的な医薬品の創出に加えて、がん患者さんを取り巻く諸課題と向き合い、その解決のための取り組みを進めることでよりよい医療の実現に貢献してまいります」と述べています。
<「キャンサーペディア」について>
がん治療を受ける際に必要となる情報を包括的にお届けするための情報ポータルサイトである「キャンサーペディア」は以下の5つの大項目から構成されています。
「キャンサーペディア」の各コンテンツは、それぞれ医療関係者の皆さま、患者団体代表の方に監修いただきました。