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当社の肺がん啓発月間における日本での取り組みについて

2021年11月17日
- 肺がん啓発月間に合わせ、『肺がんにおける患者さん主体の個別化医療の進展を目指して』を刊行
- 2021年11月20日(土)、肺がん患者さんが納得のいく治療や人生に向かって進む手助けをすることを目的としたオンラインセミナーを開催

当社は、このたび、肺がん患者さんとそのご家族、患者支援団体、医療関係者および関連企業の皆さまに、当社の肺がん領域における取り組みを示した冊子「肺がんにおける患者さん主体の個別化医療の進展を目指して」(以下、本書)を電子版にて刊行しましたのでお知らせします。本書では、肺がん領域、特に患者さん主体の個別化医療の進展における現在の課題に言及し、その課題解決に向けて当社が取り組むことをまとめており、今後、本書を用いて肺がん医療に関わる皆さまと対話を進めることを目的に作成しました。

また、当社は、11月20日(土)、肺がん啓発活動の一環として、肺がん患者さんが納得のいく治療や人生に向かって進む手助けをすることを目的に、患者さんおよび一般市民の方々を対象としてNPO法人肺がん患者の会ワンステップとの共催による「生きる『みかた』を見つけるオンラインセミナー」を開催します。詳細は、同会のホームページまたは当社のがん情報ポータルサイト キャンサーペディアをご確認ください。

11月は、世界的に「肺がん啓発月間(Lung Cancer Awareness Month)」として知られており、また、11月17日は、国際肺癌学会により「肺がん撲滅デー」と制定されています。当社は、毎年11月の肺がん啓発月間に、肺がんの患者さん、医療従事者、支援者をはじめ、肺がんに関わる全ての人をサポートするため、世界中でさまざまな取り組みを行っています。

当社日本オンコロジー事業部長 堀井貴史は、「肺がんは、がんによる死亡原因として世界でも上位に位置しており、新しい分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場は、患者さんの治療成績向上の可能性を有しています。当社は、引き続き、患者さん中心という理念のもと、革新的な医薬品の創出に加えて、がん患者さんを取り巻く諸課題と向き合い、がんと向き合うすべてのステークホルダーと緊密に連携することで、よりよい肺がん医療の実現と患者さんのQOL向上に貢献してまいります」と述べています。

<電子冊子「肺がんにおける患者さん主体の個別化医療の進展を目指して」の概要

  • 肺がん患者さんとそのご家族、患者支援団体、医療関係者および関連企業の皆さまに、当社の肺がん領域における取り組みを示した冊子
  • 第一章と第二章では、肺がん患者さんを取り巻く環境や、個別化医療の可能性に焦点を当て簡潔に紹介
  • 第三章では、患者さん主体の治療の実現を目指すシェアード・デシション・メイキング(SDM)について紹介
  • まとめとして、肺がんを取り巻く課題と、日本オンコロジー事業部の今後の取り組みについて紹介

本冊子の閲覧およびダウンロードはこちら

以上


<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。